唇の形&特徴別!リップメイクのコツについて

人の唇というのは、形や大きさだけでなく、溝やシワのパターンもそれぞれ異なるのは知っていましたか?唇の形は人それぞれで美しく、どの形がより好ましいということはなく、その人らしさの個性が出る魅力的なパーツです。専門家は長年にわたって、いくつかの共通のタイプを発見してきましたが(正確にいうと9タイプに分類できるそう)、一般的には2つか3つの形がよく挙げられます。例えば、大きくて丸い唇、細くてハート形の唇などです。

上唇が大きい唇

この唇は、まさにその名の通りで、上唇が下唇よりやや膨らんでいる形のことです。リップライナーを使ってその形をより強調するか(より自然なメイクになるので一番お勧め)、もしくはファンデーションやコンシーラーでその上唇のラインを柔らかくして下唇とのバランスをとるといいでしょう。

上唇が大きい唇

メイクアップアーティスト兼サロン「Savannah Rae Beauty」の経営者であるサバンナ・セント・ジーン氏によると、下唇をより大きく見せるためにわずかにオーバーラインする一方で、上唇はその逆でやや控えめにするといいそうです。

下唇が大きい唇

逆に、下唇が上唇よりも大きい、ボトムヘビーな唇の方。この形の唇に憧れている人は、次のステップを参考にしてみてください。著名なメイクアップアーティストであるA.J.クリムゾン氏によると、コンシーラーやファンデーションを使えば、下唇の周辺エリアを部分的に強調することができるそうです。

上唇のラインを作った後、下唇のボリュームを減らしたい場合は、コンシーラーを使って、あまりはっきりと見せたくない部分を消し、リップライナーで理想的な唇の形を演出しましょう。たかが化粧なので、カバーしてもよし、強調してもよし、なんでもアリです!

丸い唇

上唇と下唇がほぼ同じ幅で、同じ厚さをしている場合、丸い唇タイプということになります。このタイプは、まるでキューピッドの弓のような、ごく自然な丸みを持っていることが多いので、A.J.クリムゾン氏によれば、唇の真ん中にリップグロスをひと塗りするだけで、ゴージャスなふっくら感が増すそうです。

丸い唇

丸い唇が嫌で、細長くしたい場合は、リップライナーを使用するといいですが、ただしあまり度が過ぎないように気をつけましょう。唇の外側の角にオーバーラインを引いて横ラインを広げていきますが、自然なリップラインから離れ過ぎないようにしてください。サバンナ・セント・ジーン氏によれば、あくまでも自分の持ち味を生かすことが大切だそうです。自分の外見を完全に変えようとすると、より難しくなります。すでに持っているものをうまく活かすのが鉄則です。

ハート型の唇

ハート型の唇は、上唇がキューピッドのようなふっくらリップで目立ち、下唇がキリッとシャープであるのが特徴です。正確な定義は人によって異なるかもしれませんが(下唇が尖っている人もいれば、柔らかい人もいる)、ハート型の主な特徴は、V字型のキューピッドリボンといえましょう。

A.J.クリムゾン氏は、よりふっくらした唇のトップに直接ハイライトをのせて、形を強調するメイクを推奨しています。実はこれは、どの唇のタイプでもうまくいくやり方だそうですが、ハート型には特に美しく見えるそうです。また、唇の輪郭をぼかしたい場合は、リップライナーをにじませるのがお勧めです。